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2007年11月 6日 (火)

ローマ二日目

フランスでの柔らかすぎでどこまでも沈むベッドに比べたら
この部屋のベッドは素晴らしく快適だ…と思いつつ起床。
夜中にちょっと寒くなりそうだなぁ…と思って、
クローゼットを開けたら、上の棚にあったかそうな予備の
ふかふか布団が入っていたので使ってみたところ、
とても快適に。
おかげで前日の風邪気味だったのは、何とか持ち直した様子。

同じフロアには、自分の部屋の他にも二部屋あるようなので、
朝シャワーを使えるのかなと心配していたが、
どうやら7:00には誰も起きているようすがなかったので、
さくっと使えて支度。
ドライヤーは持参していたので部屋でのんびり使えて
用意が出来ました。

さて今日は、市内の遺跡巡りや観光をしようと思いつつ、
宿を出発。
昨日は少し曇り気味だったのだが、本日は良いお天気。
せっかく貰ったので朝ごはん券を使おうかと思い、
宿のおじさんが書いてくれたカフェの名前を頼りに、
どこにあるのか探してみる。
しかし駅前付近には星の数ほどカフェがあるので、
いきなり挫折気味…orz
昨日訪れた教会の近くまでやってきてから、そういえば
おじさんの説明だと教会の前にあると何とか。
しかし宿から教会までは結構距離があるので、昨日は
何か自分が勘違いをしているのかなと思いながら
聞いていたのだが、教会の周りを見てみると
これまたカフェだらけです(;^ω^)
教会の前と言うだけでも三軒くらい…。
そして名前は当然イタリア語だし、表記の看板がかなり
小さいので、もう諦めようかなと思っていたら、
最後に適当に眺めていたカフェの入り口に、おじさんが
書いてくれたカフェの名前を発見( ゚д゚)ハッ!これか!!

そうして見つけてみれば、確かに教会の真正面です。
おじさん疑ってごめん。
しかし想像していたよりもずっとこじゃれた近代的な
雰囲気のカフェテリアで、朝ごはんを求める人々で
かなり込み合っている様子。
本当に貰った券で分かってもらえるのか自信がなかったので、
とりあえず宿のおじさんが書いてくれた名前の紙を
入り口近くにあったレジのおじさんに見せながら、
「このお店はここでいいの?」と尋ねると「そうだよー」と。
続けて「この券使える?」と聞いたら、レジのおじさん
ニコニコしながら「使えるよー」と気楽に。
どうやらカプチーノと好きなパンがもらえるらしい。
おじさんがくれたレシートをカウンターで出すと、
ディスプレイの中から好きなパンを選べるようになっていた。
デニッシュのようなパンと、ふわふわミルクのカプチーノを
もらって、超(゚д゚)ウマーと思いながら朝ごはん。
カプチーノが猫舌適温だったので、くわっと飲める。
そういえば、昨日サンドイッチを買った珈琲スタンドで、
人々が凄い勢いでカプチーノを注文して、瞬く間に飲み干して
去っていったのは、カプチーノが熱くなかったからか…!
と今更ながら納得。

朝ごはんをさくっと平らげてから、本日の第一目的地の
コロシウムに向かって歩き出す。
昨日の迷子で場所はほとんど把握していたので、
しばらくすると目の前にコロシウムの壁が見えてきた。
しかし昨夜も思ったが、コロシウムは想像より遙かに大きい。

P1170814

8:30頃に到着して、近づいて行きつつ入り口を探す。
が、どうやら通過してしまったらしく、気がついたら外周を
一周していた…ゼイハア。
土産物の屋台が視界をふさいでいて通り過ぎたらしい。
ようやく発見した入り口から中に。うー。ワクテカするなぁ。
チケット売り場がかなり混雑している時があるという話を
ネットで見ていたので、それなりに並ぶか…と思いつつ行ったが、
そのままいきなりチケット売り場に到着。
うん。誰も並んでない。
素晴らしいと思いつつチケットを購入。
何年か前に見た、NHKスペシャルのローマ帝国の回で、
コロシウムの詳しい解説を見てからずっと来てみたかったので、
せっかくだからオーディオガイドを借りることに。
日本語アリとの表記だったのだが、何故か「Japanese」ではなく
「日本語」と手書きの漢字で表記されていて、その漢字が
かなりがたがたしてて面白い…。頑張って書いてくれたようだ。

P1170819

しかしイタリア男の株は急上昇中だが、 イタリアの女の人は
チケット売り場などでもすごいそっけなく、笑顔もなければ
愛想もなくて、でもやたら声はでかくて微妙です…orz
パリジェンヌのようにツンデレですらない。

それはさておき、オーディオガイドは解説のポイント数は
少ないものの、一つの解説がかなり長くて詳しいので、
結構楽しみながら見学できました。
コロシウムはかなり長い間不遇の時代があり、と言うのも
どうやら大きな地震でかなりの部分が破壊されてしまったのが
原因で、放置された時代が長くあり、最下層部分は埋もれて、
南側の外壁は、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院などの建築の為に
持ち去られてしまって、今のような北側外壁のみの姿に
なってしまったとのこと。
その長年放置された痕跡が今もあちらこちらに残り、
その間に徐々に破壊が進んだ部分も沢山見受けられて、
崩壊した柱や石材が通路に転がっていたりもするしで、
その放置具合がイタリアっぽいなと思いつつも、
それでも本物の迫力には言葉を失う。
これだけの規模のものをローマ時代に建設したことがなにより
一番( ゚д゚)ポカーンとするのだが、このコロシウムを人々への
娯楽提供に使っていたという発案にも驚愕するし、
その娯楽が猛獣vs剣闘士とかだったという話にも驚かされる。
コロシウムの機能的な造りも面白く、今現在残っている部分だけでも
かなり凄いのに、これが造られた当時の完璧な姿は
一体どうだったんだろうと想像するだけで楽しい。
そして現在では、中央部分の舞台があった部分はなくなっていて、
地下部分がそのまま見えるのだが、舞台の一部が復元されており、
全体的にどんな眺めだったのかが想像しやすくなっていた。

P1170833
手前が復元された舞台部分。

楽しく見学してから、オーディオガイドを返却して外に出たら、
チケット売り場が長蛇の列になっていてびっくりした(;゚Д゚)
どうやら朝早かったので並ばずに済んだらしい。
コロシウムの外側も、入るときはほとんど誰も居なかったのが、
かなり混雑してきた様子。

P1170850
すごい人だー(;^ω^)

そのまま次は近くのパラティーノ遺跡に行くことに。
と言うのも、コロシウムのチケットにパラティーノのチケットも
一緒にくっついていたので。
最初道を間違えて、行き止まりの教会に行ってしまった('∀`)
地図は持っているのだが、何処に入り口があるとかまでは
書いてないので、当てずっぽうに行ってみるしかないのだorz
何とか入り口に辿り着くが、並んでいるので列に加わる。
15分程並んでみてから、どうやらこの列はチケット購入の列では
ないだろうかという気がしてきた。
もしや列の横をすり抜けて、奥まで言ったらゲートがあるの
ではなかろうか…しかし一人なので、一回抜けて間違っていたら
もう一回並ぶ羽目に…むむむ。
などと葛藤しながら、結局抜けて列の間をすり抜けてみると、
予測は当っていてゲートは閑散と(;^ω^)
チケットは持っていたのでさくっと抜けて中に。
ゲートが自動改札のようになっており、チケットを入れたら
一回はじかれてあわあわしたが、すぐに係りの人がやってきて、
手動で入れてくれたので助かったー。

パラティーノはフォロ・ロマーノに繋がる丘の上の遺跡で、
昔の巨大な神殿の基礎や、崩れ落ちた柱や壁の一部などが残り、
かつては巨大な建物群が在った痕跡だけが残っている。
中には小さいながらも博物館もあり、発掘された石像の一部などが
公開されていたりして興味深く。

その丘を下っていくと、ゲートがあって有料区間が終わり、
無料では入れるフォロ・ロマーノの遺跡に繋がっている。
しかしどんどん人が増えてきたー。
フォロ・ロマーノは、やはり地震によって破壊されてしまったとのことで、
それでも未だに一つの神殿はかなりの部分が残っていて、
その他の神殿にも倒れずに残っている柱があったり、
入り口のゲートの柱が残っていたり、基礎の石が並んでいたりするので、
かつてローマ帝国が栄華を極めた頃は一体どうだったのだろうと
想像するのは非常に楽しく。こういうのを浪漫と言うのだろうなぁ
などとほくほくしながら歩く。

P1170889

続いては近くにあるらしいカピトリーノ美術館に行こうと、
そちらの方向に向かうらしい道の見当をつけて歩き出す。
まだ丘の上らしくとても良い眺めで、少し遠くにはヴァチカンの
寺院らしき屋根も見える。
眺めのよい公園のような小さな広場があったので、
お昼ごはんがてら休憩した後、さて美術館は…と思ったら、
すぐ目の前だったのでびっくりした(;^ω^)
隣の建物に視界が遮られてたので気がつかなかった。

カピトリーノ美術館には、かなり大理石像作品があるというので、
楽しみにして来たのだが、期待通りで嬉しく。
ワクテカ鑑賞していたのだが、結構すぐに見終わってしまって
これで終わり…?と思ったら、建物の構造が複雑になっていて
隣の棟に行っていないだけだった。
本来は前庭の部分を通過すれば簡単に移動できるのだが、
セキュリティー検査があるので通れないのが原因。
向かいの棟に行くには、必ず地下一階を通って行かないと
いけないことに気付くのに、凄い時間が掛かった…orz

P1170922
美術館の中庭にて。

しかし絵画部にも良い作品が多数あり、個性的な美術館だなと。
テラスからはフォロ・ロマーノが一望できて、それも楽しい。
カラヴァッジョの作品がかなり魅力的でした。

絵葉書など購入してから、預けていた荷物をクロークで
受け取って歩き出したら、美術館の人が近寄ってきて、
アンケートに答えてくれないかとのこと。
「美術館の係の人は親切でしたか?」と言う質問を美術館の人に
尋ねられて、NOとは言えない自分は完璧な日本人。

美術館を出てからは、町の中を流れているTEVERE川の方面に
歩いてみる。真実の口がある教会がある場所の見当をつけて
歩き出したのだが、情報不足で辿り着けず…。
でも川の中州に渡って、橋の袂にあるジェラットリエで
ジェラートを食べてみようかと挑戦してみることに。

P1170924
中州に掛かる橋。

小さなお店で、結構お客さんが並んでいたので注文の仕方を
こっそり学んでみる。
どうやら一番小さなコーンでも、好きなジェラートを
二種類とか乗っけてくれるようだ。
自分の番が来たので、テンパりつつもチョコレートと
ピスタチオのジェラートを盛ってもらう。
すごいモリモリにしてくれたので、こんなに喰えるだろうかと
ちょっと心配したが、何だかふわふわしていて結構さくさくいける。
味もまったりなめらかで超(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!
それでいて全然重くなくてさくっと食べられてしまう。
今まで食べた中で一番美味いジェラートかもと思いつつ、
川沿いをてくてく散策。幸せ~(・∀・)

P1170929
途中でトラムなど撮影。これは新型だが、もっとすごい
クラッシックなのも走っていた。

続いてはパンテーノの方面に。
途中で捨て猫・野良猫の住みかになっている遺跡があった。
遺跡なので入れないように四方を囲われていて、遺跡は一段下がった
所にあるのだが、そのどこもかしこも猫だらけ(゚Д゚)
ぽかぽか陽気だったので猫はみんな昼寝中だった。
猫遺跡…!!

P1170930

パンテーノはローマ時代から唯一残っている完璧な建築物との
ことで、行ってみるとそんなにすごい大きい建物ではないので、
人が物凄くてぎゅうぎゅうだった…。
だが1900年前の建物って凄いにも程がある。
そしてパンテーノの正面にある噴水の近くで写真を撮っていたら、
やたらと観光客の人たちから「写真を撮ってくれませんか?」
と言うお願いをされた(;^ω^)
結構良く頼まれるので、頼みやすい顔でもしてるのだろうか…。

そこから更に、狭くて細い路地をちまちま抜けながら、
トレヴィの泉の方に向かってみる。
しかしローマの路地は本当に風情があっていいなぁ…。
パンテーノにいる間に、ちょっとにわか雨があって、
美しい黒い石畳を歩きながら写真など撮って楽しみつつ歩く。

P1170945
お店の店員さん休憩中。

P1170967
でこぼこした石畳は美しいなぁ。

しかし辿り着いたトレヴィの泉は想像を絶する人人人で、
さすがにすぐに離脱して帰ることに。
今日もかなり歩いていて、足も限界だorz

昨夜サンドイッチを買った珈琲スタンドに本日も立ち寄って、
今日はサンドイッチにカプチーノを注文。
空いてたのでさくっと目的達成!!(゚д゚)ウマー
ああ…カプチーノってイタリア語だったんだね…。
と今更ながら気がついたりした。

帰り道に宿の近くの教会に戻ってきてから、
近くに素敵な洋服店があるのを発見。
しかし買えば荷物が増えて自分の首を絞めるだけ…
と振り切って店を出てきたが、素敵な色のセーターがあって
後二日振り切れるか自分。

夜はTVを見ながら次の日の計画を立てていたら、
開けていた窓の外から、イタリア民謡のアコーディオンが。
時々歌声も聞こえて、賑やかな拍手も。
アコーディオンの響きはイタリアに似合うんだなーと
思いながら優雅な気分になりつつ、ローマの二日目も更けて行きました。
念願の遺跡に沢山行けて幸せな一日になりました。

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