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2007年11月21日 (水)

ポツダム後半

ポツダムで予約していた宿が駅からかなり遠くて、
例え荷物がなくても歩きは無理という距離だったので、
最初からバスを使う予定でいた…のだが。

セントラルバスステーションのシステムが、
超意味不明で立ち尽くす。なんだこれ。
すごい大きなバスステーションで、しかもトラムの
発着場所も一緒になっているので( ゚д゚)ポカーン
次から次へとバスとトラムがやってきて、
全然どれに乗ったらいいのか見当がつかない…orz

ネットで調べていた情報では、バスの情報しかなく
トラムが走っているとは予想外。
しかし何故かパンフレットなども見当たらず、
途方にくれる羽目に。
しかもバスの場合にも乗り継ぎをしないと辿り着けない
はずなので、さて困った…。

そして出した結論は「乗り継ぎの停留所まで歩いて、
そこから正しいバスに乗る」
問題はセントラルバスステーションが大きすぎるので、
バスの選択肢をとりあえず減らせばいいんじゃね?という、
今思えばかなりアホな選択であった。
チケットいらなくて乗り放題なんだから、どれでも
乗っちゃえば良かったのだが、そんな勇気はないチキン。
と言うか、トラムでウェルカムチケットが使えるのか
わかんなくて、質問するのもしんどかったというのが本音。

そして、相当にテンパッていたらしく、いきなり駅から
行きたい方向と逆方向に歩き出す始末。
ちなみに10分程で何かおかしいと気がついて、
一度引き返してから、駅の反対側に行って間違いを確信。
自分的にはセントラルバスステーションのあるほうが、
ホテルのある方角と思い込んでいたのが敗因だった。

気を取り直して歩き出す。
ポツダムの町、本当に想像よりずっと大きい町で、
大通りはすごい広いし、バスもばんばん走っていて、
その隣をトラムも走っている。
町にも観光客や町の人がかなり居て、意外と活気ある感じ。
もっとずっとひなびた町を想像していたので驚愕。

15分くらい歩いたら、目的地のバス停を発見。
ああ…目の前にトラムの駅があるよ(iДi)
駅前からどのトラムに乗っても方角さえあってれば、
ここまでさくっと来られた…と言うのは後から考えればで、
初めての見知らぬ町でトラムやバスに乗って、
よしんば案内放送があっても聞き取れなければ、
自分が何処にいるのか完璧に見失う確率が高いはずで。
この目的のバス停だって、てくてく地図を見ながら
歩いて来たから見つけられたが、トラムの速さでは
どう考えても見つけられなかったはずだ!!
と脳内で自分をなぐさめてみた。

(多分本当に失敗しないで、初めての見知らぬ町で
目的地に着く方法は、誰かに行き方を尋ねる、だと思う。
…思うけど、そんなことが出来るくらいなら
チキンの称号はとっくに返却してるさね('∀`))

しかし到着したバス停は案の定、選択肢が激減。
しかもバス停には小さいながら電光掲示板があって、
バス番号と行き先の横には、何分後に到着するかも
表示されている親切設計。
実は到着寸前に、乗りたかった692番のバスに追い抜かれて
行かれてしまったのだが、次は20分後とのことで
まったり待つことに。

そしてようやく遠くに、乗りたいバスがこちらに
向かってくるのが見えてきた。
あれだー!!(・∀・)
運転手のおじさんにウェルカムカードを見せると、
すぐに分かってもらえてさくっと乗車。
走り出したバスは、激しい振動と横揺れで、
懸命に荷物を押さえつつ、車窓からポツダムの町を。
今回の宿は、この旅の中では一晩だけ奮発して
予約した宿だったのでポツダムは一日にしてしまったが、
(と言うか、実際は半日だよな)二日くらいは滞在して
みても良かったかもと思いつつ、車内放送に
神経を研ぎ澄ませる。
お客さんがそんなに乗っていないので、降車ボタンを
自分でちゃんと押さないと降ろしてもらえない。
だがドイツ語の案内、超絶意味不明。
しかもなんかアナウンスの女の人の語調が妙に
暗くて怖いんだがッ!!(((((((( ;゚Д゚))))))))
バスは地図で確認していた通りに走っていたので、
恐らくそろそろだろうと思って耳を澄ませていたら、
目的地の「ツェツィリエンホーフ宮殿」らしき案内が
今確かに聴こえた!!

ボ タ ン を 押 す の は 今 だ !!

勝利を確信してボタンに手を掛ける。
リンゴーン。

…誰かに先に押されちゃったよ(´;ω;`)

なんかがっかりしながら、停留場で下車。
…ここはどこ。
右側は石の塀が続き、塀の中は樹木が生い茂っており、
左手にはぽつぽつと民家が並んでいる。
「ツェツィリエンホーフ宮殿」停留所なのに、特に何も
案内看板がないので困惑。
しかしどうも、先にボタンを押して降りたお兄さんは、
恐らくホテルの従業員さんだろうと見当をつけて、
お兄さんが消えた方向に歩き出す。

すると石塀が途切れて林の中に続く石の歩道が。
おお…きっとこのまま行けばホテルに違いない。
と思って、がんばってキャリーバックをがらがらするが、
この石畳がやたら角があってタイヤがひっかかる('A`)
苦労しながらようやくホテルの前に到着。
すでに林の奥のほうに湖が見えていて、林はすっかり
紅葉していて美しい風景が。

本日泊まるのは、ポツダム会談の会議場として使われた
ことで有名な「ツェツィリエンホーフ宮殿」。
宮殿の会議場部分を含む半分は一般公開されており、
残りの半分はホテルになっている。

元々は皇太子ヴィルヘルム二世とその后ツェツィリエの為に
建てられた屋敷で、英国風のチェダー様式の素朴な味わいの
外観ながら非常に美しい建物。

ホテルのレセプションの場所が妙に分かりにくかったが、
デスクに居たおねぇさんはてきぱきとしながら品があり、
すぐに手続きをしてくれる。
夜ご飯の予約を入れましょうか?と尋ねられて、
これからまた町まで戻って夜ご飯は距離的に厳しいので、
レストランを予約してもらうことに。

建物内はこげ茶色の柱と、白い漆喰の壁で
廊下には絨毯が。木造の温かみのある建築物で、
とても良い雰囲気。
しかしこの建物…迷路です。


部屋の前の廊下。

おねぇさんが部屋まで案内してくれたけれど、
すでに自分が何処にいるのかわかんない(;・∀・)
そしてあちこちに五、六段の階段がやたらあり、
途中には自由に使えるラウンジなども。

通された部屋は、さすがに広くて豪勢。
絨毯もふかふかだし、布団も羽根布団だー(・∀・)
小さなテーブルには炭酸水のサービスもあり、
ウェルカムレターにはちゃんと名前が入っている。
窓の下にあるセントラルヒーティングのラジエーターも
もちろん動いていて、部屋はほんわかあったかい。
わあぁ、バスルームにバスタブあるー!!
ここに来てようやくバスタブのある宿に泊まれた…。


(夜に翌日の予定を立てていた所なので、散らかっててすいません…。)

そしてテレビの置いてある台が、妙に大きいなと思ったら
中身は冷蔵庫だったので驚いた(;^ω^)

 
だが中にイギリス名物のチョコバー「Mars」が入っていて笑った。
しかも価格が500円とかでぼったくりすぎて一人なのにさらに爆笑。

まだ日が沈むまではかなりありそうだったので、
散策に出かけることに。
ツェツィリエンホーフ宮殿は湖のほとりに建っていて、
敷地内は巨大な公園になっている。
遊歩道をてくてく散策。


中央がホテルのレセプション入り口。


ユングフェルン湖のほとりにて。



しかし巨大すぎてほとんど人とすれ違わない。
自分が落ち葉を踏むかさかさ言う音と、林の木々から
紅葉した葉が落ちる微かな音以外聞こえないよ…。
静かだなぁ。
少し丘のようになっている場所から湖が綺麗に見え、
ツェツィリエンホーフ宮殿の周りもぐるっと。


会議場の部屋も外からちらっと覗けて、
写真など撮りつつ秋を満喫。

しかしどうも、閑静な湖のほとりで駅からかなり
離れているというロケーションと、ホテルの雰囲気、
価格から、年配のご夫婦のお客さんが大半の様子。
自分、激しく浮いてます(゚Д゚)

(ちなみにレセプションで「どうやって宿まで
来られましたか?」と訊かれて、「バスで」と答えたら、
一瞬かなり驚愕されていたのを見逃さなかった。
つまりほとんどのお客は自家用車かタクシーで
来る宿なんだなと悟った…。)

中庭に気になる像が…像フェチの血が騒ぐなこれは。
ひねった腰と左足の具合がたまらん。
何かの写しなのかもしれないが、特に説明もないので不明。
シチュエーションからナルシスっぽい。

中庭に大きな樫の樹があり、静けさの中に時々
からころと建物の屋根にどんぐりがはねて落ちる音が。

散歩の後は部屋に戻って、夕飯までゆったり過ごした後、
七時に予約していたので、迷路の内部をクリアして
何とかレストランに辿り着く。

凄い広いのに、先客は年配のご夫婦一組だけだ。
ご夫婦の方は女性の方が給仕をしていて、
自分の方には同い年くらいのお兄さんが給仕を。
二組しかお客が居ないから専属wwテラプレッシャーwww
お兄さんの英語が完璧なので、さらにへどもど。

飲み物はと訊かれて、すでにここはドイツなので
ドイツビールを飲まないと何も始まらない!!と言うことで(何がだろう)
地元のオススメビールがあればとお願いする。
どうもビール好きな人には見えなかったらしくて、
そう言ったら何かお兄さんは嬉しそうに地元のビールを
持ってきてくれました。
REX&PILSという地元の醸造場のビールらしい。
うわぁ。ひっさびさにラガーの透き通った金色ビール!!
(゚д゚)ウマーで幸せだ…。

そして価格的にも量的にも絶対に前菜から制覇とか
無理なので、コースを完全に無視した注文。
かぼちゃのあったかスープに、ローストビーフの香草ポテト添え
と言うのを頼んでみることに。

しかしどうやら、英語でへどもど注文するのを
哀れに思われたのか、それとも暇すぎたのか、
前菜に生サーモンとベジタブルのマリネ、
デザートに柘榴シャーベットとスイカを
サービスしてもらってしまった(;・∀・)
「シェフからなので、よろしければ…」
とか言って、爽やかに去っていく給仕に悶絶。
食後の珈琲を注文してまったり。
親切な給仕のお兄さんのおかげで、楽しい食事になりました。
でも支払いはまたへどもどして嫌な汗をかいたがorz
テーブルの支払い、と言うのだけはどうしてもダメらしい自分。
しかし何とかクリアして部屋に戻る。

夜はバスタブをフル活用と言うわけで、
さっそくお湯を…って、お湯が茶色いんだが!?
これはどう見ても、井戸水の砂混入状態だよな…orz
うーん、これは部屋を変えてもらえば改善されるのか、
それともバスタブに水を溜める人などいないのか…。
今思うと、言ってみてどうなるか試してみればと思うが、
すでに九時くらいで、もう面倒になってしまったので、
気にしない方向で。
こういう時に、水に砂が多少混入してても死なないしなー
とか思って、自分をごまかせる自分は嫌いじゃない。

夜はテレビを付けたら怒涛のドイツ語攻撃。
発音がフランス語とは違った方向で不可能な方向だよな…。
イタリアで散々苦労していた天気予報はさくっと見られる。
ここまでにわか雨はローマであったが、がっつり一日
雨になった日はなくて、大荷物の身としては本当にありがたく。
天気予報では、どうも日程的にはミュンヘンあたりから
天気が下り坂っぽいが…はてさて。

ふかふか羽根布団で幸せに就寝。

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