« ぜんざいー!! | トップページ | 12/1の常 »

2007年12月 3日 (月)

ベルリン二日目 前編

実質ベルリン観光は一日半の予定で、
あんまりよくばらずに観光計画を立てていたが、
昨日のうちに壁博物館に行けたので、
本日はしっかりその他の博物館に行けそうで嬉しく。

ベルリンの宿は朝ごはん付きだったので、
支度をしてから朝食会場に。
かなり混んでいたが、いくつかテーブルが空いていて、
なんとか着席できた。
バイキング形式になっていて、全く期待していなかったが
かなりゴージャスな内容で驚いた。
自家製らしいヨーグルトと、ちょうどおばちゃんが運んできた
焼きたてのパンの横には、チーズやハムが何種類もあり、
保温器の中にはほかほかの半熟卵が。
ヨーグルトにはちみつを乗っけて、パンをいくつかと
卵をとって席に戻ると、陽気なおばちゃんが飲み物の
注文を取ってくれて、熱い紅茶を出してもらえました。
パンにバジル入りのクリームチーズ(゚д゚)ウマー
食堂も食器も豪華ではないが、掃除が行き届いてるし、
食器も清潔だし、とても好感が持てるホテルだなぁ。
自家製ヨーグルトがすごい美味しかったので幸せ。

ホテルの周りには小さなお店がたくさんあるので、
今日もウィンドウショッピングを楽しみつつSバーン駅に。
本日は博物館島と呼ばれる、川の中州に位置する
ベルリンの博物館群を訪れることに。
大理石コレクションがかなりレベルが高いと、どこかで
噂に聞いたことがあるのでとても楽しみ(・∀・)


ホテルから最寄り駅に向かう道すがら。

しかしふと、道を渡るときに自分が信号機ではなく
車の往来の方に注目していることに気がついた…。
そしてドイツの人は、どんなに小さな信号でも、
青になるまでは車が来ていなくても絶対渡らない(;゚Д゚)
イタリアで、道は強引に渡らなければいつまでも
向こう側にいけないと学んでしまったので、
赤でも車がいなければ一歩踏み出そうとしている自分。
何にでも順応しすぎだ('∀`)
そういや前に、世界中で車が明らかに来ないにも
関わらず信号を遵守するのはドイツ人と日本人だけだと
言う小話を聞いた事があるのだが、嘘じゃなかったらしい。

Friedrichstr駅で降りて、ちょっと歩くとすぐに
博物館らしき外観の建物が並んでいるのが見えてきた。
博物館島は世界遺産に登録されているとのこと。
中州部分には四つ、近くに一つの博物館・美術館があり、
実の所どこが一番自分の好みかは不明だったのだが、
ネットのベルリン解説では、とりあえず時間がなければ
ペルガモン博物館だけは行っとけ!!ということだったので、
素直に従ってみることに。


手前がペルガモン博物館。奥はボーデ博物館。

立派な建物なのだが、外観が妙に黒ずんでいて、
所々が削れて白っぽく見えているのは…どう見ても大戦中の
砲弾・銃弾の痕のようだ。
存在するだけで訴える力を持つであろう痕なので、
そのままにしてあるのだろうなぁと思いつつ中に。
(実際、博物館でのオーディオガイドの解説の中に、
大戦中には移動できる物は戦火を免れるように
博物館から移動させたとの話が)

半地下がクロークになった、小奇麗なエントランスで
チケットを購入。
恐らくもう一つくらいは行けるだろうと踏んで、
一日チケットを購入することに。
12ユーロだったので、二つ以上行けたらかなりお手ごろ価格。
しかもクロークに荷物を預けて中に入ったら、
オーディオガイドはチケット料金内とのことで驚愕。
パリ・ローマに比べたらあり得ない価格設定だな…。
ちなみにオーディオガイドは八ヶ国語対応で日本語も。

ほくほくガイドを借りて中に入ると、いきなり巨大な部屋のぐるりを
壮大なレリーフが取り囲んでいる部屋に。
紀元前のペルガモン神殿のレリーフの破片を集めて、
丁寧に復元したもので、博物館の目玉でもあり名前の由来でも。
部屋は神殿の1/3程を再現していて、レリーフは神々と
巨人達の壮絶な戦いが浮き彫りになっている。


復元された神殿の大階段上からの眺め。


中央はアルテミスが巨人を打ち負かしている場面。
衣の襞の風のはらみ具合とか、ブーツから伸びる脚の
筋肉の具合とか色々たまらないな…。

レリーフ自体がかなり大きく横にずらっと続いていて、
かなりの部分は欠損しているにも関わらず、その迫力は凄まじく。
オーディオガイドは一つ一つの場面を丁寧に解説してくれて、
聞きながら見ると掛けた部分も想像できて楽しい。
しかし計算されつくした壮大な場面構成に加えて、それを
そのまま石の中から掘り出す技術が紀元前に…想像の範疇を超えている。

博物館としては中規模であり、全部見るのに一日掛かる程では
ないのだが、どうも学術・芸術的に優れたものが多い様子。
皇帝ヴィルヘルム二世が古代美術に大変興味があったらしく、
そのせいでここまでのコレクションになったとのこと。

自分的にはギリシャ・ローマ時代の大理石作品が
かなり充実していたのでほくほく廻る。


展示室の様子。
建物の堅実具合がいかにもドイツだなぁ。


しかし全ての解説札がドイツ語のみなので、
ガイドのないものは、出どころすら理解出来ず('A`)
ちょっと悲しい。


レリーフに続いて圧巻だったのはこちら。
古代バビロニア王朝の城門だった、イシュタール門を
復元したもの。


全ての破片が当時のものではないが、動物の絵の部分など
色が他よりくすんでいる場所は実際の破片が使われている。


当時はこんな風になっていたらしい。

大戦中にも、この復元門はあまりにも巨大過ぎて移動できず、
ずっとここにあったとのこと。
ベルリンのど真ん中にある建物、完璧に破壊されていても
不思議ではなかったのだが、幸運な事に門のごく一部に
被弾しただけでほとんど無事ですんだとの解説だった。

ペルガモン神殿はトルコから、イシュタール門は
今のイラク付近からの略奪品と言うことになるのだが、
その話になると何処の博物館も全部略奪品ばっかなので、
微妙ですが、当時の国力の凄さを測る目安には。

この他にも色々と興味深い展示品が数多くあり、
オーディオガイドもかなり充実していた為に、
気がつけば四時間近く経過していた(;゚Д゚)
もう午後二時…!!
あわあわと次の博物館に移動することに。

|

« ぜんざいー!! | トップページ | 12/1の常 »

【おでかけ】旅行」カテゴリの記事

イギリス留学日記(2007~2008)」カテゴリの記事